USツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。
イリノイ州グレンビューは私の家から東に1時間強のところにあり、今週はコーンフェリーで開催されるNV5インビテーショナルイベントの開催地です。
グレンクラブはこのイベントを7年間で6回目の開催となりますが、2002年から2008年まではラサールバンクオープンの開催地でもありました。
さらに、グレンクラブにはイリノイ州のゴルフ殿堂があります。
イリノイ州出身またはイリノイ州に居住したゴルフ界の偉人たちを称える展示や銘板が数多く設置されています。

トム・ファジオ設計のこのコースは、ゴルフ界のトップ100ゴルフコースの一つに数えられており、このツアーに参加する若い選手たちに「昔ながらの」ゴルフを体験させてくれます。
最新の設備と高いスキルレベルが相まって、このイベントでは低スコアが期待できます。
今週は猛暑注意報、高湿度、雷雨が予報されており、天候が影響するでしょう。

このイベントは、26週間のスケジュールの19番目です。選手たちは、ツアー選手権までの残り4試合を前に、ここ数試合で良いプレーをしなければならないというプレッシャーを感じています。
そのプレッシャーは月曜日に顕著に表れ、普段よりも多くの選手が早朝から練習場に繰り出していました。
今週は全体的に練習は盛んでしたが、用具の調整はあまりありませんでした。
シーズンも終わりに近づき、新しい用具の導入がないため、選手たちは魔法のクラブを求めるのをやめ、目標達成のために自分自身に頼るようになります。
オフシーズンはプロトコンセプトのクラブを試していただき、来シーズン投入してくれることを期待できる選手を探すことに加え、メンテナンスが私の主な目標となっています。

新しいプロトタイプのシャフトを試していたDan McCarthyはそのシャフトが合っていないと判断しました。
火曜日の午後、彼のアイアンセット全体のシャフトをさらに交換しました。
今回のシャフトは前のものよりもそしてここ数週間使っていたものよりも、はるかにフィットしていると感じています。
Dan McCarthyが自分に合ったシャフトを見つけて、残りのシーズンを自信を持って過ごせることを願っています。
来週は、LPGAがまだ海外開催中なので、コーンフェリーで開催される別のイベントに参加します。ユタ州オグデンのオグデンCCで開催されるユタ選手権です。
スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー