USツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。
今週はコーン・フェリー・ツアー・ファイナルズの第2戦が開催されます。
開催コースはオハイオ州コロンバスにあるオハイオ州立大学ゴルフクラブです。
スカーレットコースは全長7,418ヤード、パー71のモンスターコースで、4つのパー3はすべて200ヤードを超え、さらに3つは220ヤードを超えています。
木々に囲まれ、多くのバンカーが絡み合うこのコースは、選手たちにとって挑戦的な試練となるでしょう。
オハイオ州立大学出身の著名な選手は数多くいますが、Jack Nicklaus選手、Tom Weiskopf選手、Meg Mallon選手などが挙げられます。
3人ともメジャー大会で優勝しており、Jack Nicklaus選手とMeg Mallon選手はキャリアを通して複数のメジャー大会で優勝しています。

前回のレポートでお伝えしたように、今後数週間はオフシーズンのテスト注文受付に追われることになります。
選手たちはコースコンディションやセットアップに合わせて現在使用しているクラブを調整していますが、この時期は変更にあまり関心がありません。
毎週が新しいものを試すにはあまりにも重要です。

先週Dan McCarthy選手のために作ったRR FORGED WEDGEの60SPが今週の試合で投入されました。
彼は新しいクラブをすぐにバッグに入れるのは好きではないのですが、今回は54°のクラブの代わりにRR FORGED WEDGEの56AGを作ったので今週は使うかもしれません。
このコースの深いバンカーがあるので、彼はもっとバウンスが強くてソール形状がアグレッシブなクラブが必要かもしれないと考えているようです。
彼はとてもいいショットを打ったので、今週使っても驚きません。
今季コーンフェリーツアーに参戦し2位を2回、5回のトップ10入りを果たして来季のPGAツアー昇格が目前の日本人選手と会いました。

彼はRR FORGED WEDGEの見た目と打感を大変気に入っており、オフシーズンにテストしたいと希望しています。
2週間後、オクラホマ州タルサで開催されるコーンフェリーのコンプライアンス・ソリューションズ・チャンピオンシップに参加します。
この大会にはポイントリスト上位120名の選手のみが出場できます。
スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー