USツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。
今週はコーンフェリーツアーファイナルズ4大会のうち3戦目となり、いよいよ終盤です。
オクラホマ州タルサのパトリオット・ゴルフクラブで開催されるコンプライアンス・ソリューションズ選手権は、ポイントランキング上位75位以内に入り、来週のPGAツアー出場枠20枚のうち1枚を獲得する最後のチャンスです。
パトリオット・ゴルフクラブで開催されるのは今回が初めてなので、選手たちにとっては初めての会場です。
ここで好成績を収めるにはどうすればいいのか、選手たちは複雑な思いを抱いていました。
グリーンは非常に綺麗ですが、パットを打つにはピン付近の正確な位置にいなければなりません。
アプローチショットで正しい位置に着地しないと、3パットの可能性も高くなります。
練習日は風が少なかったため、フェアウェイは広く感じましたが、風が吹くとプレーヤーのフェアウェイに対する印象は全く異なると聞きました。
風が吹かなければスコアは低くなるようですが、吹くと全く違う結果になるようです。

今週は選手との交流についてあまり報告することはありません。
シーズン終了後にウェッジを製作する新しい選手が2人いるので、来週また連絡を取ります。

練習場の調子が悪かったので、Dan McCarthy選手に付き添って数ホールを回り、今週に向けての準備の様子を観察する機会がありました。
コースを初めて見る選手たちの練習ラウンドは、ゆっくりと計画的に進められます。
Dan McCarthy選手はグリーン周りの様々なエリアからチップショット、パット、そしてサンドショットを打って、ショットの崩れ方やスピードを掴もうとしていました。
プロのプレーを見るのはいつも楽しいものです。
Dan McCarthy選手は来週の出場権を得るにはトップ20位以内に入る必要があります。
プレッシャーはありますが、今週は良い成績を残せる力を持っていると確信しています。Dan McCarthy選手、頑張ってください。
来週はコーンフェリーにとって今シーズン最後のイベント。
インディアナ州フレンチリックで開催されるコーンフェリーツアー選手権です。

スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー