USツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。
今週、2025年LPGAレギュラーシーズン最終戦の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」に参加しました。
ロリダ州ベルエアのペリカン・ゴルフクラブで開催され、アニカ・ソレンスタムが主催、ゲインブリッジがスポンサーを務めています。
325万ドルという高額な賞金に加え、この大会はCMEランキングで上位60位以内に入賞する最後のチャンスでもあるため、重要な意味を持っています。
上位60位に入った選手たちは、来週フロリダ州ネイプルズで開催されるCMEツアー選手権に出場し、優勝賞金1100万ドルのうち約400万ドルという大きな賞金を獲得するチャンスを掴みます。
シーズンを締めくくるにふさわしい素晴らしい大会と言えるでしょう。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今週はアメリカ全土で季節外れの寒さとなり、フロリダも例外ではありませんでした。
月曜・火曜の朝は気温が3〜6℃ほどまで下がり、さらに強めの風が吹いていたため、体感温度はほぼ0℃近くと、練習にはあまり適さないコンディションでした。
加えて、多くの選手が日本で開催されたLPGAツアー「TOTOジャパンクラシック」からアメリカへ帰国したばかりという状況もあり、今週のレンジは非常に静かな状態でした。
その中で、私は必要としてくれる選手がいればすぐにサポートできるよう、しっかり存在感を示しながら対応していました。

今シーズンは新たなアンバサダーが加わるなど、PROTOCONCEPT GOLF にとって良い一年だったと感じています。
さらに、このオフシーズンには新たに複数の選手がテストを行ってくれる予定です。
ツアーにおける私たちの存在感も多くの関係者に認知されてきており、来年もツアーに帯同できれば、製品への信頼とサポート体制への期待はさらに高まるでしょう。
2026年シーズンのスタート時には、より多くの選手がPROTOCONCEPTのクラブを手にしてくれること、そしてブランドのファン層がさらに広がっていくことを願っています。
皆さま、良いオフシーズンをお過ごしください。
そして、ハッピーホリデー!
スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー
