USAツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。




今週の舞台は、アメリカ・イリノイ州スプリングフィールドで開催されるKorn Ferry Tour「Memorial Health Championship」です。

会場となるPanther Creek Country Clubは、7,258ヤード・パー71のレイアウトを持つコースです。大きなトラブルが少ないオーソドックスな設計ながら、過去には60を切るラウンドも記録されており、バーディ合戦になりやすいことでも知られています。

今年も優勝スコアは20アンダー前後になると予想され、選手たちには積極的な攻めのゴルフが求められそうです。

今大会はシーズン15戦目。

レギュラーシーズンも残り6試合となり、その後に控えるプレーオフ進出を見据えて、選手たちはポイント争いをより強く意識する時期に入ってきました。

練習場は多くの選手で賑わっていましたが、クラブやシャフトのテストを行う姿はそれほど多く見られませんでした。

シーズン終盤に差しかかるこの時期、多くの選手は大きなセッティング変更を避け、現在の状態を維持しながら結果を求める傾向があります。

本格的な「最後の一手」を探し始める、いわゆる"パニックサーチ"が始まるのは、もう少し先になりそうです。

今週、PROTOCONCEPTアンバサダーとして出場するのはMitchell Miessner選手です。

このコースでは、C01.5TH(#4)が活躍するホールがいくつもありそうです。

先週届けた新しいアイアンは「フィーリングは良い」との評価をもらいましたが、実戦投入するには、もう少し時間をかけて打ち込みたいとのことでした。

現在のポイントランキングを考えると、Mitchell選手はプレーオフ進出圏内を維持しています。

この大切な時期にクラブを大きく変更する可能性は低いと思いますが、ある週突然バッグに新しいアイアンが入っているかもしれません。

その答えは、時間が教えてくれるでしょう。

ツアー終盤は、新しいクラブを試すタイミングと、結果を優先するタイミングの見極めがより重要になります。

選手一人ひとりの状況に合わせて最適な提案を行うことも、ツアーサポートにおける大切な役割です。

 

今週もお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

次回予告:Korn Ferry Tour「Blue Championship」

コロラド州バーソードで開催。

また、7月4日はアメリカの独立記念日です。

皆様も素敵な一週間をお過ごしください。

スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー