USAツアー担当のスティーブ・ロアゼル氏が、ツアー活動のレポートをお届けします。
今週の舞台はKorn Ferry Tour Finals全4戦の第2戦となる「Nationwide Children’s Hospital Championship」です。
会場は、オハイオ州コロンバスにあるOhio State University Golf Club。
Scarlet Courseは7,418ヤード・パー71という非常にタフなコースです。
4つあるパー3はすべて200ヤードを超え、そのうち3ホールは220ヤード以上。木々に囲まれたフェアウェイに加え、随所に配置されたバンカーもプレーヤーを苦しめます。
まさに、ツアープレーヤーにとっても厳しいテストとなるコースです。

このOhio State Universityには、これまで数多くの著名なゴルファーが在籍してきました。
その中でも、Jack Nicklaus、Tom Weiskopf、Meg Mallonは特に有名です。
3人はいずれもメジャー大会の優勝経験を持ち、Jack NicklausとMeg Mallonは複数回のメジャー制覇を成し遂げています。
前回のレポートでもお伝えしたように、これから数週間はオフシーズンに向けたクラブテストのオーダーを受ける時期になります。
選手たちは、コースコンディションやセッティングに合わせて現在使用しているクラブを調整することはありますが、この時期に大きな変更を加えることには慎重です。
毎週の試合が、それだけ重要だからです。

そして今週は、コースコンディションにも大きな変化がありました。
コロンバス周辺では、この30日間で約381ミリの雨が降っており、コースは非常に軟らかく、ラフも長くなっています。
もともと難易度の高いコースですが、こうしたコンディションがさらに難しさを増しています。
さらに雨の予報も出ているため、今大会が54ホールに短縮される可能性もあります。
大会が短縮されれば、来週の出場権を争うボーダーライン上の選手たちにとって、良い方向にも悪い方向にも影響する可能性があります。
そして、来週の大会に進むことができた選手には、2027年のKorn Ferry Tourでのフル出場資格が与えられます。
プレーオフもいよいよ中盤戦。
一打一打の重要性が、さらに増していきます。

今週もお読みいただき、ありがとうございます。
次回予告:LPGA Tour「Walmart NW Arkansas Championship」
アーカンソー州で開催。
私にとって、11月までの最後のアメリカ国内LPGAツアーとなります。
Korn Ferry Tourは来週1週休みとなり、その後、残る2戦のFinalsへと続きます。
スティーブ・ロアゼル
USツアー運営ディレクター兼マスタークラブビルダー
